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namoさん (8e9s55hy)2025/3/26 00:03 (No.1413976)削除最近は皆、奈良に集まっているみたい。仲間外れになっても寂しいので駆けつけます。
ずーと古い60年も前。大阪にいた頃、学校で一緒だった友人が奈良県庁にいて、土曜日にはたびたび奈良に出かけた。
町の中で飲んで夜中興福寺の横をとおり猿沢の池に行き池の端でビールを飲んで奈良ホテルの近くの下宿に帰る。そんなことが何回もあった。興福寺の前の道は必ずというほど通る道だが興福寺は一度も入ったことがない。
それからずっと後、最近と言っても10年以上まえになると思う。
名古屋へ遊びに行ったとき、飲んだ勢いで明日は「お水取り」に行こうということになった。
時間の余裕もあったので途中、月ヶ瀬で梅の花見をして、夕方から二月堂へ。「お水取り」は夜中にやる行事で,舞台を松明が走るのは「お松明」というそうだ。
早く着いたので、一番前の舞台の角の下で火の粉の一番あびる場所だった。火の粉をあびたり、松明の彬の葉の燃えかすは無病息災のご利益があるそうで、燃えかすは瞬く間に拾われてしまう。一緒に来た友は抱えきれないほど拾って「おみやげにやるから家に持って行け」と。捨てるわけにもいかず家まで持ってきた。彬の葉のもえかすのにおいは強力で、車の中はそれから長いこと「東大寺二月堂のお水取り」はつづいた。